カラーリング

個人差はありますが、日本人の髪といえば元の色は黒か黒に限りなく近い茶色という人が多いと思います。それだけ暗い色の髪が様々な髪色に変わることを、不思議に感じたことはないでしょうか?若い女性を中心に、ヘアカラーを行っているという人も数は非常に多く、最近では黒い髪の方がめずらしいというくらいカラーリングは一般的なお洒落の一つになっています。しかし、カラーリングが、どんなヘアカラーリング剤によって、どんな仕組みで色が変わるのかということをご存知の方は少ないのではないでしょうか。

ここでは、みなさんが日ごろ楽しんでいるカラーリングとは、一体どんなものなのかについて簡単に説明をしていきたいと思います。

まず、ヘアカラーリング剤の種類についてですが、これは大きくわけて4つの種類があります。脱色剤とアルカリ性酸化染毛剤、酸性染毛剤、一時着色料というのがその種類です。

こう聞くとなんだか難しく感じるかと思いますが、みなさんも聞き覚えがある言葉で言い換えると、脱色剤はブリーチ、アルカリ性酸化染毛剤はヘアカラー、酸性染毛剤はヘアマニキュア、一時着色料は黒毛戻しなどのカラーリング剤を指しています。

まず、脱色剤、ブリーチについてですが、これは髪の中のメラニン色素を分解して髪を脱色する方法で髪色を変えています。一度色が抜けた部分は新しく生えてくるまでは色が変わったままになり、全体的に明るい色にすることができますが、色素を抜いているだけですので、色のバリエーションを出すことはできない方法です。

一方で、アルカリ性酸化染毛剤、ヘアカラーは染料を髪の中に浸透させることができるため、髪色については様々なバリエーションを楽しむことができます。アルカリ性の薬剤がキューティクル開き、更に化学反応を起こすことでメラニン色素を脱色し、更に染料を髪に定着させることができます。キューティクルの中に色素を沈着するため、色が落ちることはなく定着します。ヘアカラーとしては一番一般的な方法になるかと思いますが、薬剤にかぶれる場合があるため、初めて使う人は使用前には必ずパッチテストを行う必要があります。

酸性染毛剤、ヘアマニキュアにはキューティクルの中に染料を定着させる効果はなく、髪色を脱色する効果もありません。キューティクルを開くような効果もなく、キューティクルと髪皮質部分にのみ染料を定着させます。染料をキューティクルの中に定着させるヘアカラーと違い効果は個人差もありますが効果は数週間程度で、自然と元の髪色に戻ります。また、脱色をする効果がないため、希望のカラーと自分の髪の色によってはカラーが発色しづらい場合もあります。

最後が一時着色料、黒毛戻しなどです。これはキューティクルの表面に色素を一時的に付着させるためのものです。色素をスプレーなどで付着させるだけですので、髪を洗えばすぐに落ちてしまいます。一時的にカラーを変える時に使うもので、髪自体のカラーを変える効果はありません。

以上が、ヘアカラーリング剤の種類です。市販のヘアカラーリング剤で自分でも手軽にヘアカラーが楽しめるようになってきていますが、美容室で行うヘアカラーリングの場合には、微妙な発色の違いを調節したり、またカラーリングと同時にトリートメントを行うことで髪への負担を軽減することなどもできますので、自宅でのカラーリングとの違いを感じていただけると思います。是非、美容院でのカラーリングをお試しください。

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